2020/06/232020 初めて注文される方へ(必ず読んで欲しいと思い書いています)
沢山のご注文を頂き本当にありがとうございます。
農家さん共々感謝しております。
昨年に引き続き、新規のお客様からも沢山のご注文を頂いており、感謝しております。
その中で、疑問質問等を多数頂いている事にお応えしたいと思います。
1.甘いですか?
農家さんが箱詰めする桃に、1玉1玉に光糖度センサーをあてる事は不可能ですので、糖度の保証をする事は出来ません。農家さんの目で甘い桃を選別しています。
また光糖度センサーなどは高額なので、農協の供選所単位で導入する事が現実的だと思います。
糖度13度以上でプレミアム!エクセレント!
と云ったキャッチコピーを目にした事もあるかと思いますが、農協の供選所から桃を調達していれば可能になるかもしれません。
弊社の農家さんの平均糖度は農園レポートなどをご覧下さい。自信があるので農家さんも私に見せてくれますし、私も農園レポートなどでお見せしています。
三枝さんの農園レポートはこちら
田草川さんの農園レポートはこちら
農園レポートなどを見てもなお、糖度に関して不安な場合には、農協から買い付けて販売している会社からお買い求めください。
2,贈答用と贈答用大玉の違いは何ですか?
贈答用大玉は2kg箱で6玉の大玉、贈答用は2kg箱で7〜8玉の中玉サイズになります。
2018年までは、ずっと贈答用6〜8玉で販売しておりましたが、発送する桃の殆どは6玉以上のサイズで発送しておりました。農家さんもその品質を維持し続けてくれていました。
6玉サイズの確保が難しくなりそうになると、「そろそろ完売にして欲しい」と連絡がきました。7〜8玉サイズの桃は収穫できましたが、注文受付を継続する事はありませんでした。
そんな状況ですので、6玉というランク設定が可能になりました。
また、7〜8玉という中玉クラスも新たに新設する事が出来ました。
では、なぜ分かりやすいように商品名に贈答用中玉と入れていないか?
それは、贈答用中玉という商品名にした場合に、お届けの伝票にもそう記載されてしまうからです。
大切なお客様のお手元に届いたときに、伝票に記載されている商品名に「中玉」と記載されていたらどうでしょう?よい気持ちにはならないはずです。せっかくのお届け物の価値が半減してしまうと思うのです。
購入する際に分かりにくいとは考えましたが、上記のような理由で中玉という記載はしておりません。
もっと良い方法があったかと思いますが、体調不良もありこれ以上の準備をおこなう事は出来ませんでした。
3kgも5kgも同様の考え方で、大玉と中玉で金額が違います。
2kg箱で6玉いりと8玉入りは全く見た目も大きさも違います。
同じ商品として扱う事にとても大きな違和感を感じていました。
農家さんへの負担も大きくなりましたが、お客様への信頼を上げる為にも必要な事だと思いお願いしました。
早生品種に限っては小ぶりとなりますので、2kg箱で7〜8玉が通常のサイズで、早生品種で6玉入りはとても大きなサイズになろうかと思います。
3.完熟ですか?
農家さんが完熟させるまで木につけておく事はないと思います。確かに「完熟」という言葉には消費者を惹きつける魔法のような力がありますね。
しかし、完熟した桃を収穫するところをイメージしてみてください。
農家さんが収穫時に桃を握っただけで、果肉に指が刺さってしまう事でしょう。また、そこまで柔らかくなかったとしても、皮を剥いたときに茶色く変色している事でしょう。
そのように完熟させてしまった桃は、緑色のトレーにいれて完熟用として農協に出されます。なぜ緑色のトレーに入れて農協に出されるかというと、完熟しているため、果汁が滴り落ちるからです。このような桃は、発送には不向きな桃なので、贈答用とは全く別のラインで処理されます。
ですので、弊社の桃は完熟ではありません。
収穫してから2〜3日後が食べ頃になるように、農家さんの目で収穫しています。
4.無農薬ですか?
無農薬で栽培する事は不可能ですので、減農薬で栽培しています。肥料も有機肥料を使用し生産しています。皆さんそうしていますので、あえて有機肥料で栽培しています!と説明してはおりませんでした。
5.化粧箱で贈って貰えますか?
以前は贈答用はすべて化粧箱でしたが、「桃が美味しければ化粧箱でなくてもいい」という要望を沢山頂いたので、現在は「実費負担」して頂き、化粧箱を選択出来る様にしています。
6.直ぐに発送して貰えますか?
収穫中の果物に関しましては、予約注文の方の発送が完了している場合には、直ぐに発送出来る場合がございます。
収穫前の品種に関しましてはご注文順の発送となりますので、直ぐに発送することはできません。
お急ぎの場合には、ご要望にお応えできない場合がございます。
7.領収書に関して
本当に申し訳ございません。領収書の個別発行はおこなっておりません。
8.最後に
弊社の契約している農家さんは、生産者として良い果実作りに専念しています。
観光ぶどう園・観光桃園を経営したり併設している観光農園さんではありません。(ぶどう狩り・桃狩りなどをおこなっておりません)
直売所を併設したりする余裕もありません。
生産に全てをかけています。
収穫しながらも、次の品種の畑にシルバーシート(反射シート)をしき、除袋作業をおこない、必要最低限の消毒もおこない、箱詰めし、めまぐるしい1日を過ごしています。
時間があれば畑にいます。
そんな農家さん達の果物を扱っています。
弊社から車で5分もかからない場所に農家さんがいます。
遠くの奧山さんでも30分で会いに行けます。
そんな場所で、農家さんの苦労も知った中で、皆さんからの注文を受け付けて
責任を持ってお届けしています。
農家さんの立場にも立ち、お客様の立場にも立ち、
WinWinWinの関係が保てるように努力しています。
手が回らず気が回らず、ご不便をおかけする事もあるかと思いますが、
温かい目で応援して頂けるとありがたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
宜しくお願いいたします。
嶺鳳の注文を開始しました。